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男というのは非常に繊細な生き物であり、そのうえ、プライドが高いところがあるため、女性の何気ないひと言で、奈落の底へ落ちてしまうことだってあります。 「大した仕事してないのね」「男のくせに体力がないのね」「私は知っているのにそんなことも知らないの?」「それぐらいしか給料もらってないの」 男の社会での評価は、仕事の質の高さとか経済力に帰結しますので、それらを否定することは男の全人格を否定されたような気になります。 そして、男のプライドはズタズタに切り裂かれ、立てなくなることだってあるのです。 どんなにケンカをしても、こういう一言は、絶対避けましょう。 彼があなたのことを愛していればいるほど、あなたからの何気ない一言が大きな存在になります。 場合によっては、彼のあなたに対する愛情を一瞬にフリーズさせてしまうだけの力があります。もしかしたら、彼のあなたに対する愛情が「憎しみ」に変わってしまうこともあるかもしれません。 それでは、実際、どういうひと言が恋愛の命取りになるのかと言えば、それはその言葉を発した状況によります。 二人がデートで、いつもの通りの何気ない会話していて、その会話の流れに沿った「ひと言」であれば、問題ないでしょうが、会話の流れに関係なく唐突に言われたときです。 女性としては、「そんな一言ぐらいでどうして怒るの?」と不思議に思うかもしれませんね。 そこで、とりあえず「悪気なんか何も無いよ」「つい、口が滑っちゃった」と、謝ったとしても、「覆水盆に返らず」という事態に発展することが往々にして生じます。 なぜなら、男性からすると、その女性の感覚が、男の逆鱗に触れたことさえ理解できていないからです。 急に謝られても、男としては悪いように解釈してしまうのです。 「オレにたいする思いやりや愛情がないから、いつも思っていたことが、無意識につい口に出てしまったのだろう・・・」と。 こういうときに、「なんだと!」ばかりにケンカにでもなり、お互いが本音同士でぶつかり合うようになれば、おそらく、その一言は、水に流してくれるのでしょう。 でも、彼がうつむいて黙ってしまったら、つまらない言い訳は一切せず、そっとしておくことです。言い訳すればするほど、彼を傷つけてしまうからです。 ふたりの関係の修復には時間がかかると思ったほうがいいでしょう。 彼をフリーズさせるような言葉が頻繁に出るようになったら、思いやる気持ちが欠けている証拠です。彼をこれ以上傷つけないように、反省しましょう。
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