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男性が女性に下心を持つのは、彼女と肉体関係を結ぶときの駆け引きのときでしょうが、女性の場合には、男の経済力を手に入れることに尽きるようです。 結婚する前の女性なら、意見はいろいろ分かれるところでしょうが、やはり最後に行き着くところは、お金を稼ぐことのできる男かどうかではないでしょうか。 「私を愛してくれて大事にしてくれるのなら、お金なんかなくてもいいの」と思っている女性もいるでしょうが、実際に家庭生活を営んで、妊娠、出産、育児をするようになれば出費も多くなり、先立つものがないと自然と夫婦喧嘩が絶えなくなってくるものです。 ですから、「愛がすべてよ」と言う人は別として、女性が本当に幸せになれる条件としては、「やる気が旺盛で将来性があり、経済力も生活能力も兼ね備えたような男」ではないでしょうか。 女性は、そういうやり手の男に下心を抱くのですが、これは決して悪いことではなく、女性が生きていくには当然、そういう下心は必要なのです。そして、そういう男を手に入れることが女性の幸せに直結するのです。 それを非難する人もいますが、何も悪いことではなく、やましく思うことなどひとつもありません。 ある意味で、下心のある女性は、賢くて男の見る目をしっかり持っていて、それを手に入れようと必死で頑張っているのです。 男としては、そういう女性がかわいいし、自分にも下心を持って欲しいと願っていますが、経済力がない身では残念で仕方がありません。 彼女たちは、お目当ての男性を振り向かせるために、メイクやファッションに凝ったり、上流の会話についていけるように知識を身につけたり、優しく接したり、ふだんの自分とは違う女性を演じようと一生懸命なのです。 こういう女性は、自分磨きにも熱心で、自分のレベルを相手のレベルに合わせようと頑張っているのです。なんともいじらしいです。 一生懸命な下心は、色っぽさもやさしさも、賢さもあります。それはいつか本物の愛に姿を変えていくと信じているのです。純粋に相手の人に向き合うのであれば、下心も女性の美学といっていいのではないでしょうか。 |
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